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トップページの構成

by 山浦 仁 / 2020.09.27

  1. Web制作
  2. Webデザイン
トップページの構成作成

質問制作会社からトップページの構成案が出てきましたが、これで良いのかどうか判断できません。
トップページの構成について、抑えておくべきポイントがあれば教えて下さい。

回答その構成案で、御社がターゲットとするお客さんが思わず立ち止まり、さらに詳細を見たくなるか、次のページを見たくなるかをよく見てください。
その上でSEOを考慮するのであれば、目標キーワードで上位表示されているWebサイトの要素も意識してコンテンツを追加します。


トップページに何を載せるかは、会社によって違います。
同じ業界でも、ターゲットにしているお客さんや商材や会社の特長が違えば、トップページに載せる内容も必然的に変わってきます。

ポイントは、「何を載せようか」と考えるより、ターゲットとするお客さんが求めるものから考えてみる・発想してみることです。

どうしても、思いつくコンテンツ、今あるコンテンツをどうならべようか、という発想になりがちです。
そうすると、たいていはただ写真や文字を陳列しただけの、独りよがりな、魅力のないトップページになります。
当社で新人研修をすると、このような構成案をたくさん添削するはめになります(笑

トップページは、自分たちが言いたい順にコンテンツを並べてはいけません。
そうではなく、ターゲットとするお客さんに立ち止まってもらい、“おもてなし”しなければなりません。
そのためには、まずはお客さんのことを第一に考えましょう。

なぜなら、お客さんが、検索エンジンや他のWebサイト経由で辿り着いた時に、そのWebサイトが自分にとって必要なものかどうかを判断する時間は3秒であると言われています(「ネットの3秒ルール」)。
実際には、1秒の時もあれば10秒の時もあるのでしょうが、とにかく運営側が思っている以上に短い時間だということです。
ですから、ファーストビューで、必要な人に必要なメッセージを素早く届けなければなりません。トップページにおけるキャッチコピーやビジュアルが重要視されるのはこのためです。

では、お客さんのことを考えるといっても、具体的にどんなことを考えるのか、ということですが、次のような質問に回答しながら明らかにしていきます。
  • お客さんは何を解決したくて御社のWebサイトに来ましたか?
    どんな悩みや課題を抱えていますか?
  • どこから訪問して来ましたか?
    それが検索エンジン経由であれば、どんなキーワードで来ましたか?
  • 御社のトップページが開いた時に、何が見えていたら立ち止まってくれますか?
    (それはどんな写真?どんなキャッチコピー?)
  • もし目の前にお客さんがいたら、立ち止まってくれたお客さんに、どんな言葉を投げかけ、何をどんな順番で見せていきますか?
トップページの役割は、究極的には“次のページを見てもらうこと”です。
そして次のページの役割は、そのまた次のページを見てもらうことです。
そうやって、いろいろとWebページを見た結果、お客さんに「こんな会社を探していたんだ」と思ってもらい、最終的にお問い合わせや資料請求したくなるような導線が設計されていなければなりません。


想定ターゲットユーザーが複数あるケース


稀に想定ターゲットユーザーが複数いるケースがあります。
その場合も、まずはそれぞれのお客さんについて上記の質問に記載のようなことをしっかり考えていきます。
但し、その場合のトップページの役割は、それぞれのターゲットユーザー向けの専用トップページへ誘導するための扉ページのような役割が中心になっていきます。

例えば、以前、料亭のWebサイトを制作したことがあるのですが、その料亭では、一般のお食事のお客様以外に、ビジネスの接待のお客様と、ウェディングでご利用のお客様の3種類のお客様像がありました。
その時のトップページは、必然的にそれぞれのお客様用の専用ページに誘導するような構成になりました。


SEOを意識する場合


いくらSEOで上位表示しても、反響が得られなければ意味がないので、まずは上記のようにお客さんをベースに考えていくことがまずは基本ですが、そうは言っても、SEOで上位表示することも大事ということも多いでしょう。

その時は、狙うキーワードで上位表示されているWebページをよく観察してください。
  • それらのページは、どんな構成になっていますか?
  • それらのページには、どのようなことが書かれていますか?
  • それらのページには、どんなキーワード(関連用語)が使われていますか?
  • それらのページには、どんな写真が使われていますか?
  • それらのページには、どの程度のコンテンツボリュームですか?
上位表示されているWebページを丁寧に見ていくと、目標キーワードに対してGoogleがどんなページを評価しているか、傾向が見えてきます。
お客さんをベースに考えた基本の導線を崩さないように、うまくSEO上必要と思われれる要素を加えていきましょう。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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