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文章デザイン

by 山浦 仁 / 2017.04.03

  1. Webデザイン

4月に入りましたね。
今日、当社は新卒社員が入社します。
そして、今週末には引越しが控えています。
バタバタしてます(^ ^ ;



■さて、よくWebサイトは、ダイレクトメールやカタログ・パンフレットといった紙媒体と比較されます。


そこで、あなたに質問です。


目の前に、そこそこのボリュームの文章があったとします。

その文章がダイレクトメールとWebサイトの両方で目の前に差し出されました。

どちらか選んで読めと言われたら、あなたはどちらを読みますか?








■私は、迷わずダイレクトメールです。

理由は、紙媒体の方が全体を一覧できるし自分に必要な、読みたい場所のピックアップが簡単だからです。

例えば、大きさA3の裏表カラーのちらしがあったとします。

これをWebサイトにすると、恐らくページ数で4〜8頁ぐらいになります。

A3のチラシであれば、裏表をひっくり返せば(その間3秒ぐらい)、すぐに一覧できます。

しかし、Webサイトは・・・

 ・数回クリックをしなければいけない

 ・表示されるまで少し待たなければいけない

 ・モニタの画面よりもはみ出せない。
  だから、少しでも長い文章は、スクロールしなければいけない

 ・眼が疲れる


Webサイトのページを読むということは、気づかぬうちにかなりのストレスを感じているものです。



■私はWebデザインにおいて「文章デザイン」には特に気を配っています。

文章デザインというのは、文章の内容の良し悪しではなく(それも大事ですけど)、その名の通り“文章のデザイン”です。

どんな名文も、読んでもらえなければ意味がありません。


■文章デザインと言っても、デザインセンスなども必要ありません。

知ってるか知らないか、気づくか気づかないかだけです。

大切なことは次の3つだけ!



【1】まめに見出しを付ける。

 よく、「Webサイトの文章は、読まれていない。見られている」と言われます。

 ネットユーザーは基本的に“流し読み”ユーザーです。

 そういう流し読みユーザーにとって、見出しというのは、釣り針みたいなもの。
 のっぺりした文章デザインだと、眼に引っかかってきません。

 SEO的にも見出しは重要です。見出しを入れて、きちんと見出しタグでコーディングしましょう。



【2】文字の大きさと行間を調整する。

 印刷デザインの世界では、「全角アキ」「二分アキ」「四分アキ」という言葉があります。

 「二分アキ」というのは、全角に対して2分の1の行間、「四分アキ」というのは4分の1の行間です。

 試しに、新聞や雑誌など、身の回りの印刷物をチェックしてみてください。

 新聞は「二部アキ」でしょうか。

 あんなに文章が多い新聞が見やすい理由の1つには、この行間の設定があります。

 Webサイトもスタイルシートを使えば綺麗に調節できます。



【3】見出し・強調・箇条書きなど、装飾にメリハリを付ける。

 文字のプライオリティに応じて、文字の大きさを変えたり、キーワードは強調タグで囲ったり、色を変えたり、箇条書きで要点をまとめたりします。

 ちなみに、文字の装飾にアンダーラインは使わないことをおススメします。

 インターネットでは、アンダーラインはリンクを意味するからです。
 (逆にリンクだと分からしめるには、アンダーラインにする)


  *   *   *


とかくホームページの文章は長くなりがちです。

こんな些細なことに気を配るだけで、文書を読んでくれる人が、数%は増えてくれるのです。

やらない手はありません。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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