「更新しないと、やっぱり検索順位は下がるんですか?」
この質問、よくされます。
Web制作の現場でもお客さんから聞かれるし先週のSEO勉強会でもされました。
結論から言うと、「イエス」でもあり「ノー」でもあります。
■Googleサイドは、更新頻度そのものは別に評価していないと言っています。
SEO会社や調査機関が公表している資料にも、更新頻度はランキング要因に入っていません。
しかし、現場で多くのWebサイトを見ていると、結果として、まめに更新をすると良い結果に結びつき、長く更新しないと悪い結果に結びつくことが多いのです。
それはなぜでしょうか?
■SEOは相対評価です。
例えば、御社サイトが全く更新をせず、同じキーワードを狙っているライバルサイトが、毎週、更新をしているという状況をイメージしてみて下さい。
ライバルサイトは毎週コンテンツが増えていきます。
数ヶ月から1年ぐらい経つと、御社サイトとライバルサイトのコンテンツの充実度には結構な差ができます。
検索エンジンは、そのキーワードにおいてオリジナルな情報が充実しているWebサイトを上位に表示しますから、結果的にライバルサイトが上位に表示されるようになります。
だから、SEOのためにも更新した方が良いという結論になるのです。
■だから、ライバルサイトがほとんど更新をしていない状況では更新しなくても上位表示可能なことも多いです。
実際に当社でも、あるニッチキーワードに関して専門サイトを持っていますが、もう長く放ったらかしです。
でも、ライバルもほとんど更新しないのでそのキーワードではずっと1位です。
■しかし、最近はこのような牧歌的なキーワードはほとんど無いですから、やっぱりコツコツ更新していきましょう。
明日は更新を楽に行うコツについて書きます。
