東京都新宿区のWeb制作会社 - ウェブラボ株式会社

ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

品質の低いページの対処方法

2017.04.13

質問古くなったり、内容の薄いページの処理について、削除して問題ないかとその方法を教えてください。

数年前のSEOで、まず3000ページを目標にインデックスを増やすことが大事と言われ、今でいう「優良なコンテンツ」の意識もなく、メーカーの商品の説明ページや、スタッフブログなどでページを増やしました。

しかしながらその後、商品は廃盤になったものもあり、ブログ等も内容が乏しいものも多く、今見ると明らかに見劣りしている「しょーもないページ」です。

それらのページを削除したいのですが、Not Foundになるので良くないと聞いたことがありますが、実際はどうなのでしょうか。

また、内容が薄くても、時間が経ったページの方が評価が上がる(検索で上位に来る)ものなのでしょうか。

結論から言うと、Not Foundになることはあまり良くないですが、品質が低いページを放置しておくのはもっと良くないです。
品質が低いページを削除することで、SEO順位が改善することはよくあります。

また、内容が薄くても時間が経ったページの方がSEO評価が上がるということは、短期的にはあったとしても、基本的には
内容が充実したページの方が、内容の薄いページよりもSEO順位は上位に行くはずです。

ですから、品質の低いページは削除した上で、Not Foundの対策を行って下さい。

■では、どんなページを削除すべきなのでしょうか?

下記に該当するかどうかで判断してみてください。

1)Webサイト全体のテーマに合っていないページ
(例えば、工務店のWebサイトに、近所のランチに関するブログ記事があるような場合です)

2)内容が古くて、ユーザーに誤解を招いたり、サービス提供に支障が出るページ

3)会社のブランドを毀損するほど稚拙だったりと品質に問題があるページ

1)はSEOを改善する目的。2)3)は会社のブランディングやイメージアップ、営業活動上必要なことですよね。

■ページを削除すると、しばらくしたら検索エンジンにはひっかからなくなります。(短期的にはひっかかります)

ですから、Not Foundになる場合というのは、どこからか、リンクが張られている場合です。

削除したいページにリンクが張られているかどうかは、こちらのツール(URLの入力ボックスに、削除したいページのURLを入れる)を使うと簡単に調べられます。

リンク元を見て、張られたリンクからのアクセスがほとんど期待でき無さそうなら、そのまま削除してしまっても良いかと思います。

もし、もったいないと感じるのであれば、削除せず、新しい情報を追加したりしてページをリフレッシュしてあげてください。

■あっ、そうそう、Not Foundのページをしっかり作っておいてくださいね。

Not Foundになったとしても、トップページやサイト内検索に誘導したりして、直帰させない工夫があると良いです。

例)https://www.weblab.co.jp/x
https://www.weblab.co.jp/staff/x.html

参考)http://www.find-job.net/startup/30-404-page-not-found

以上、ご参考になれば幸いです。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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