世の中や業界のトレンドや動向を先読みして経営をするには何をすれば良いかについて、具体的な行動を示唆するようなマニュアル本ではないです。
人口減少などのこれから予測されることに対して、参考になる活動をしている企業や自治体の事例集といった趣の本。
以前はドメスティック企業だと思われていたユニクロや楽天ですら、将来の日本のマーケット縮小に備えて、社内の公用語を英語にしてまで、躍起になって海外に活路を見出そうとする時代です。
人口減少時代に既に突入したことについて、危機感を持たない経営者はいないと思います。
そんな経営者はもちろん、自治体の事例もあり、公務員などの行政に関わる方々にもヒントになる一冊です。
ピンチはチャンス!
『生き残る会社の先読み戦略』
長谷部 光重(著)
中経出版