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書くことは考えること

by 山浦 仁 / 2017.12.04

  1. マネジメント

とうとう12月に入りましたね。

当社は28日が仕事納めなので、今年の営業日も20日を切りました。

来年の計画を立てている人もいるのではないでしょうか。


■今、私は新サービスの設計やコンセプトワークをやってます

結構な開発費がかかるので、金融機関や公共の制度なんかを上手く使ってお金を集めたいと考えていまして、そのために今回の取組みについて、想定顧客とニーズ、競合、強みと弱み、販促方法とコスト、人件費開発コストの回収、将来の展望などを事業計画にまとめています。

何となく頭で考えているだけだと、希望的観測が入り混じってしまいます。

仕事柄、そうやって「何となくできる気がするから」と浅い思考のまま事業を始めてしまって苦労している人を何人も見てきました。

事業は一旦始まってしまうと、始まる前に比べて軌道修正が難しくなります。

紙に書いた計画は、絶対にその通りにならないのは分かっていますが、それでも無いよりは、はるかにマシです。

机上の空論でも、机上の空論すら成り立たないような計画が成功する訳ないからです。

書き出していくと、自分の考えの甘さ、詰めの甘さみたいなものが浮き彫りになっていきます。


■私の場合は、こういう計画書を作るといつも数字が甘く、競合との差別化(お客さんからの見え方)が弱いです。

そういったことが、紙に書くと見えてきます。

それを誤魔化すのではなくて、

「どうやったらもっと付加価値を高められるだろうか?」

「もう少し販促費を抑える方法は他に無いだろうか?」

といった具合に、問題や改善点を直視してそこから知恵を出していかなければなりません。

この段階で行き詰まることもありますが、事業を始めてから行き詰まるより何倍も良いのです。

大手企業などは必ず稟議書を書かせますが、稟議書を書くプロセスを経ることで、そのアイデアはブラッシュアップされていくのでしょう。


■今、私の長女が通っている学校が、レポートの宿題を多く出す学校なのですが、学校説明会の時に校長先生がよくこんな事を言っていました。


  「書くことは考えることです」


何となく頭で考えたことを、何となくやるのは、ただの思いつきです。

まずは一度書き出してみると、そのアイデアはもっとブラッシュアップできるかもしれません。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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