入門 考える技術・書く技術

Webディレクター研修での課題図書6冊今月で4ヶ月に渡って行ってきた新人向けの社員研修が終了します。
研修では、Webディレクションに関する座学の研修以外に、課題図書として6冊の書籍の読み合わせをしました。 これらの書籍を読むだけでなく、具体的な企業の問題を出し、書籍を読んだ上でレポートにまとめてもらうということも行いました。
この中で、繰り返し課題として出したのが、『入門 考える技術・書く技術』です。

もともとは、マッキンゼーでライティング技術を教えてきたバーバラ・ミント女史の『考える技術・書く技術』という名著があるのですが、この本は、そのエッセンスを、本家の翻訳者でもある山崎 康司氏が日本人向けにまとめてくれたものです。

本家も非常によい本で、ぜひ身に付けたい技術が書かれているのですが、なかなか難しく、読むのにも結構な時間がかかります。
ですので、この薄くて読みやすいこの本は、まとまった時間のとれない人にもオススメです。接続詞などの日本語ならではのポイントが押さえてあるのもうれしいです。
一見、他のハードカバーの本と比べると、軽く見られてしまいがちですが、ビジネスをしていく上で確実に身に付けなければならないエッセンスが詰まった良書です。

読み手の関心・疑問を明らかにするOPQ分析、グループ化と要約のポイント、帰納法と演繹法を使ったビジネス文書の基本的な型などが紹介されています。

稟議書などを書くときはもちろん、メルマガやブログを書くときなど、あらゆるビジネス文書で使えます。

この本を読む前と後では、文書のクオリティが確実に変わります。

書き手が自分の言いたいことをウダウダと語った文書が、読み手の関心に沿ってロジカルに書かれた文書になります。
研修に参加した当社のメンバーの文章もそうでした。

但し、意識しないとまたもとに戻ってしまうので、定期的に読み返して、自分のものにして欲しい一冊です。

そして、いつかは本家にもチャレンジして欲しいと思います。

「書くことは考えること」

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