新しく部下を持つことになった君へ

書籍『人を動かせるマネジャーになれ』の表紙「まだ自分には部下を持つのは早い」と不安を感じているかもしれません。
でも、君の素直さとガッツがあれば、きっと大丈夫。最初は今までになかった課題を経験すると思うけど、乗り越えられると思います。

部下を持つということは、マネージャーになるということです。

そして、マネージャーの目標はチームを勝たせることです。

そのために必要なことは、大きく3つあると思います。

■結果も大事だが、行動目標の達成を重視する

今までは自分が稼ぐことだけしか考えていなかったかもしれません。

でも、これからはチーム全体で稼ぐことを考えなければなりません。

大切なのは、結果だけにフォーカスするのではなくて、そこへ至るために必要なプロセスをきちんと管理することです。

結果をだすために、何をしなければならないのか、行動目標を明確にして、自分だけではなくてチームのメンバーがどれだけ達成できているかを把握します。行動目標をクリアできていないチームのメンバーがいたら、フォローしてあげてください。

最終目標の高さだけを見ると、気持ちが怯んでしまうかもしれません。結果も大事ですが、それを気にしすぎるのではなく、行動目標を粛々と実行することにフォーカスしてみてください。

気づけば、案外、結果がついてきていることが多いです。

■部下を育てる

部下を自分よりも優秀な人材に育てるぐらいの気持ちで取り組んでみてください。

「そんなことをしたら、自分の存在意義が小さくなる」と思うかもしれませんが全く心配いりません。
あのピーター・ドラッカーも「知識労働者は自らが教えるときにもっともよく学ぶ」と言っています。

分かりやすく教えるには、本当にそれを理解していなければならないので、その何倍もの知識が必要です。部下から鋭い質問をされるかもしれません。だから、きっと事前に調べたり、勉強することも増えるでしょう。それをアウトプットすることで、その知識は君の中で確かなものになるはずです。

1点だけ注意があります。

それは部下が課題を抱えた時は、教えすぎないことです。
私はこれが苦手で、すぐに答えを言ってしまいたくなります。しかし、それでは部下は自分で考えない人材になってしまいます。
そんな時は「どうすれば良いと思う?」と質問してあげてください。一緒に考えてあげるスタンスが良いと思います。
時には、部下の問題に手を出さずにグッと我慢することが大切です。
もちろん、顧客に迷惑をかけない範囲で。

■チームの空気を良くする

私のような「鬼軍曹」にはならないことです(笑)

メンバーの仕事への熱意と創造性が失われがちです。
かといって、「馴れ合い」になってもいけません。
勝てないチームからは優秀な人間から出て行ってしまいます。

行動目標をきちんと把握して、お互いに励ましあえば、自然と適度な緊張感のあるチームになると思います。

明るく前向きチームが作れたら良いですね。

この「チームの空気を良くする」については、鬼軍曹の私よりも君の方が上手くやれそうな気がします。

 * * * * *

部下を持つと「自分でやってしまった方が早い」と感じる場面が多いです。イライラすることもあるでしょう。でもそこで自分がやってしまうことは、部下の成長機会を奪ってしまうことになります。忍耐が必要です。

今まで目の前の自分の範囲だけ見ていれば良かったのに、周りを見なければいけなくなります。最初はストレスに感じるかもしれませんが、しばらくすると、自分の視野が少し広がって、以前よりもまわりがよく見えるようになっていることを実感するはずです。

偉そうなことを書きましたが、マネジメントについては、私も勉強中です。

先日読んだ『人を動かせるマネジャーになれ』(ブライアン・トレーシー)という本は気づきが多く、オススメです。
一緒に成長しましょう。
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