富士登山で思ったこと

雨の富士宮口五合目27日(土)、28日(日)は、ウェブラボの有志6名で、富士山に登ってきました。

当社のサイト職人CMSを使っていただいている、7.5合目の山小屋「砂走館」さんからお誘いいただいたのがきっかけです。

登山ルートは、富士宮口から登り、宝永火口コースを通って、御殿場ルートに入り、山小屋で一泊。

2日目の夜中に、頂上に必要なもの以外は山小屋に残して出発、頂上でご来光を見て、お鉢巡り後に山小屋に戻り、朝食を食べて、御殿場ルートで下山というスケジュールでした。

↓砂走館

http://www.sunabashirikan.co.jp/

↓ルート(ページ中程の地図参照)

http://www.sunabashirikan.co.jp/climb/route.html

1日目

富士宮口を13時半に出発したのですが、登るのを迷うくらいの酷い雨でした。

そんな中でも、続々と登山者が登っていくので、我々もちゃっかり団体さんの後に続いて登ることに (^ ^v
これが、超過酷な登山の始まりでした。。。

最初の難関は、宝永火口コースに入ったところ。

宝永火口のところは、下山時に通る御殿場ルートもそうなのですが、足場が深い砂利なんです。
一歩前に進もうと足を踏み込むと、ズルズルっと5cm ぐらい後ろにズレる!
傾斜もかなりきついんです。
しかも、周りは強い霧雨で真っ白。

↓こんな感じ

霧雨の宝永火口ルート

この登りがどこまで続くのが、上を見ても見えず、心が折れそうになります。

砂が靴に入るし。。。
本当は雄大な眺めが見えるはずなのに・・・
(ガイドブックには、確か「振り返れば太平洋が・・・」と書いてあった)
荒々しい宝永火口だけが真横に見えています。

最初、とにかくガムシャラに登っていました。

そんな時に社員が

「人が歩いた足跡を辿ると楽ですよ」
って言うんです。

確かに、歩幅を他の人に合わせるのは疲れると思っていたのですが、ここでは、その方が多少楽に登れます。

長い登りでは、このちょっとしたコツに気づくけるかどうかが、後からジワジワとボディーブローのように効いてきそうです。

だから、素直に社員のアドバイスを聞くことに。

こんな時は、変なプライドは邪魔なだけです。
たまには、人が切り開いてくれた道を使わせてもらうのも良いのかもしれません。

そうこうしているうちに、17時半ごろ、山小屋の「砂走館」に到着。

富士山山小屋「砂走館」

夕食はカレーです。

この時点ですでに高山病の症状が少し出ていたにも関わらず、“寝れば治るだろう”と思ってビールを1杯飲んでしまったのです。

ご来光に向けて、午前2時に出発予定だったので、20時に就寝。

しかし、頭が痛くて全然寝られません。だんだんと吐き気もしてきました。

結局、一睡もできず、出発の時間を迎えてしまいました。

2日目

午前2時。外は小雨です。

こんな天気で、ご来光は見られるのか?

心配が一瞬頭をよぎりますが、雲の上に出てしまえば晴れていると信じて登ることに。

社員の皆は、多少頭が痛くてもよく寝られたみたい。

私が一番体調が悪いようです。

歩き始めて、社員達からいきなり遅れをとっていきます。

10mぐらい歩いては、私を待って、また10mぐらい歩いては私を待って、という感じ。
私よりも身長が10cm以上小さい女性社員もみんなと一緒にどんどん登って行くのに、私だけが完全にお荷物状態です。

午前3時頃、小雨が一瞬止み、5分ぐらい霧がスーっと無くなりその間から月と星が見えました。

月明かりの下に、薄っすらと雲海が見えて、超幻想的!
少しだけ元気が出ます。

9合目ぐらいで、時間は4時になり、既に空が明るくなり始めてきてしまいました。

完全に雲の上に出たようです。
これなら、雲海の上から登ってくるご来光が見られそう!
でも、相変わらずお荷物状態の私。
ご来光の予定時刻は5時ぐらい。

社員達に、

「俺に合わせてたらご来光に間に合わないかもしれないから先に行ってくれ」
と言って、先に行ってもらいました。

結局、ご来光、間に合いました!

富士山 ご来光

しかもご来光の前後30分ぐらいだけ霧が晴れて、めちゃめちゃ綺麗でした。

本当にシンドイ思いをして見たご来光。

もう何というか、

感動とかを通り越して放心状態。。。

最後は、社員と一緒にお鉢巡りをし、神社で商売繁盛を祈願して下山しました。

日本最高峰富士山剣ヶ峰

途中で、

「シンドイなぁ」
「ここで止めたら楽だろうな」
そんな思いが何度か頭をよぎりましたが、あの風景を見たら、最後まで登り切って本当に良かったと思いました。

何より、ウェブラボの皆と過ごしたこの2日間の思い出は、私の一生の宝物になりました。

詩人のホイットマンがこんなことを言っていました。

  「寒さにふるえた者ほど、太陽を暖かく感じる。」

ビジネスでも苦しい局面がありますが、だからこそ、やり遂げた時に見られる風景は格別なのではないでしょうか。

来年も皆と山に登りに行きたいな!

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