手書きの履歴書、ワードの履歴書

20140522先月、春の採用活動を終え、2名の仲間を迎えることができました。
採用サイトから送信された応募情報選考後、30名以上の方に面接にお越しいただきました。
そこで気になったことは、ワードで作成された履歴書の多さです。
中には、写真すらもプリントアウトで済ませている方も見受けられました。

履歴書を手書きで書くことは、手間と時間がかかりとても非効率です。

私たちの業界は、服装においても他の業界に比べて緩やかですので、こういったことには他業界よりも寛容だと思います。
実際に、今まで私もあまり気にしたことがありませんでした。

しかし、先日、クライアント企業にてWebサイト制作のお打ち合わせをしている際に、採用サイトの話になりました。そのお打ち合わせには、私よりも年配の方々が何人も出席されていたのですが、私が「最近はワードの履歴書も多いですよね~」と発言したら、その年配の方に「そういう人は採っちゃ駄目」とハッキリ言われてしまいました。

あまりの即答ぶりに、理由を聞き忘れてしまいましたが、なぜその方は、ワードで履歴書を済ませる人を「採っちゃ駄目」と言ったのでしょうか。

私は以下のように解釈しました。

“目の前のチャンスに対して、自分がやれることはどんな些細なことでも可能な限りやろうという気持ちを持っているか、最後まで全力で取り組めるかを判断する1つの尺度である”と。

さて、私は上述の通り、今まで「ワードで履歴書を書いてきた人は採らない」というルールを持っていたわけではありませんが、今、当社で働いている社員の履歴書は、手書きだったかどうか気になったので調べてみました。

結果は、7割が手書きの履歴書でした。

履歴書が“手書き”であることを意識している訳ではないにも関わらずです。
面接をしていると、7割はワードの履歴書ですから、手書きの履歴書の採用率はかなり高いと言えます。
“手書き”だから採用率が高くなるのか、もともと意識の高い人が“手書き”なのかは分かりません。

もしかしたら“手書き”なんて古臭い、もっと合理的で良いじゃないかという考えもあるでしょう。

しかしながら、手書きの履歴書を見ると、ワードの履歴書よりも当然にその面接に対する意気込みも感じますし、その人の人柄を何となく感じることができるのも事実です。
「この人は手先が器用なんだな。この人は要領よく仕事ができる人なのかな」とか
「あまり字は綺麗じゃないけど、頑張って丁寧に書いてくれてるな。この人は頑張り屋さんなのかな」etc…

私たちの仕事は、お客様から提案の機会をいただき、その限られたチャンスを確実にものにしていかなければなりません。少しでも良い提案をするために、何か改善の余地は無いか、少しでも採用率をあげるために何かできることは無いか、直前までもがきます。

少しでも良い提案をするために全力を尽くせば、もしそれがどんな結果になったとしても、次の仕事への糧にできるし、成長していけます。

全力を尽くせない人は、それ以上成長できません。

私は、今後も履歴書が手書きかワードかを採用基準にはしていませんし、これからもそのつもりはありません。

ただ、たとえ不器用でも、いつも目の前の仕事に全力で取り組める人と一緒に仕事をしたいと思っています。
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