戦略プロフェッショナル

物語とストーリーが交互に入る構成になっていて、戦略及び戦術というのはこういう風に立てていけば良いというのが分かりやすく書かれています。

物語構成のビジネス書の多くは、理想論に沿った、現場感の無いものが多く、途中で退屈になってしまうものも少なくありません。

しかし、この本は、筆者が実際に現場で経験したことを元にしていて、出てくる数字なども、その時の経験に近いものだそうで、非常に現場感があり、どんどん読み進めていけました。

特に営業戦略を立てる時の、状況に合わせたターゲットの絞り方などは参考になりました。

よく「ターゲットを絞れ」とか言いますが、適当に「30代主婦」とか「医療機関」などと決めてしまうことが多いのではないでしょうか?
競合の状況も考慮しながら、いつまでにどの程度のシェアを握っていなければならないのか、そのためにはどういう優先順位で、どこを訴求ポイントとして営業活動をしていくべきなのか。

物語は医療機器メーカーの話ですが、自社に当てはめてみれば、勘の良い人はヒントになることがあると思います。

戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ

戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ

三枝 匡(著)
日本経済新聞社
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