スマホサイトはどこまでチェックするべき?国内のスマホOSシェア

スマホサイトはどこまでチェックするべき?国内のスマホOSシェア

WEBサイトの制作において、PC版とスマホ版の同時制作はもはや外せないタスクになってきているのではないでしょうか。

ネット広告の世界では、すでにパソコン<スマホの逆転現象も起きており、WEBサイトの閲覧割合もスマホサイトのほうが高いなんてコトもしばしばみられます。スマホサイトとりあえず作っとこう、といって作ったはいいものの、表示テストや動作チェックなどを怠ると…。
もしエラーや不具合が発生したとき、予想外に多くのユーザーからお叱りのご意見を頂くことになるかもしれません。

「とりあえずつくっておいた」スマホサイトだから、適当に動けばいいや、なーんて考えてはいけません。動作チェックは入念に行わなければなりませんよ!

動作チェック、どこまでやる?

スマホの動作チェックはPCサイトよりも大変です。
ページ数が少ない、あるいは最適化されているからチェック項目も少ないだろう、と思うべからず。

実はOSのバージョンアップの回数が多く、その分チェックしておかないと、実はコンテンツの一部が表示されていなかった!なんてちびる場面に、後で出くわしてしまうかもしれないのです。

スマホのOSをおさらいしよう

スマートフォンで使われているOSの種類、いくつかあるかご存知ですか?
AndroidとiOSと…え?2こ?

そう、2こです。2種類だけ。
ただ、厳密に言えば2種類ではないのですが、国内に流通しているOSは、ほぼ、AndroidとiOSだけです。

シェア的なもので言えば、こんな感じです。

2015年12月現在

  • iOS:約66.43%
  • Android:約32.9%

参考:Net Applications調べ

http://ascii.jp/elem/000/001/120/1120191/

なんとシェア99%。

残りの0.ナンボの内訳はというと、Windows Phone 0.13% Blackberry 0.05%

となっております。聞いたことありますね、ウインドウズホン。

でも全然市場に出回っていない笑。

あとはブラックベリー。ガラケー時代に生まれ、一時期コアなファンが多かったカナダ製のOS。スマホが一般化してからは完全に影が薄くなりましたね。

ちなみにパソコンの場合もほぼ2種類ですね。
マイクロソフトのWindowsとAppleのMac OS。かろうじてLinuxが座敷の隅っこに置いてある花瓶のような感じで存在。シェアはマイクロソフトが9割とほぼ独占状態です。
話しがそれましたけど、スマホの各OSのバージョン、これがどれくらいあるか見てみましょう。

iOSバージョン別シェア(最新はiOS9)

  • iOS9:75%
  • iOS8:19%
  • iOS7以降:7%

参考:Apple公式調べ

http://iphone-mania.jp/news-97660/

Androidバージョン別シェア(最新はAndroid6)

  • Android4.4:37.8%
  • Android5.0:15.5%
  • Android6.0:0.3%
  • Androidその他:46.4%

参考:Android公式調べ

http://developer.android.com/intl/ja/about/dashboards/index.html

両者を比較するとよくわかりますが、iOSは最新版のシェアが75%を占めているのに対し、Androidは現行よりも古いバージョンを利用する人が全体の3割以上を占める、逆転現象がみられるのです。
ことAndroidの場合、最新のバージョンだけチェックして、古いバージョンはチェックしなくてもよい、というのは通用しません。それじゃあたった0.3%のユーザーしかケアできていませんからね。

ではどのOSごと、どのバージョンを見ておくべきか

結論から先に言うと、すべてです。ですが、すべてできる潤沢なリソースを抱えているのは大企業だけでしょう。

大企業に勤めるみなさん!OSすべてのバージョン見てくださいね!まあもっとも、大企業の人ほとんどこのコラム読んでないですが笑。はいみなさん!中小企業にお勤めのみなさん!OSごと確認するときは、優先順位をつけましょう。シェアで見てください。

ユーザーシェアの多い順で注力していきましょう。
iOSなら最新バージョンから下がっていく感じ、Androidなら古いバージョンから上がっていく感じです。まとめると、iOS・Androidそれぞれでチェックしつつ、iOS9~・Android4.4~で実機確認というような感じです。

余談

OSのシェアにおける国別の特徴についてお話ししますね。
日本ではiOSが66%と優勢ですが、アメリカでは53%、フランスでは33%、中国では23%といったように、圧倒的にiOSがシェアを占めている国は意外と少ないんですね。世界的にみればiOS20%、Android66%、ほか24%てな割合です。アジア限定で見ればiOSは11%しかありません。

日本は現状iOSが優勢ですが、世界的に見れば、2010年ごろからAndroidの販売台数が急激に伸び始め、ほかを圧倒しています。iOSの伸びがほとんどないことからも、まだまだAndroidのシェア拡大は止まりそうにもありません。日本でもご存知の通り、googleは通期でAndroidのテレビCMを打ち、そのイメージアップと市場拡大を狙い続けています。

近い将来、iOSとAndroidのOS間のシェア格差はほとんどなくなっていくのではないでしょうか。というのも50代、60代以上の世代では、まだまだフューチャフォンを使っている方が多く、スマホは利用していません。たとえばシニア層向けのスマートフォンは、ドコモのらくらくホンシリーズが有名ですが、このらくらくホンのOSはAndroidなんですね。ちなみにバージョンはAndroid 4.0(!)。シニア層は購買層として無視できませんから、やはりAndroidの実機確認は古いバージョンも見ておかないと危ないですね。

余談

Androidが搭載されたシニア向けスマートフォンが用意され、さらにスマートフォンを利用する人は増えていくでしょう。この状況でスマートフォンの実機確認を怠ることは、とても危険です。Android・iOSともになるべく多くのバージョンで実機確認を行うことがベストですが、なかなかリソースが・・・といった担当者の方も多いと思います。そんな方は、シェア率をもとに優先順位をつけて確認を行っていきましょう!

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