メールの取りこぼしを防ぐ!失敗しないメールサーバー移行方法とは?

20160606

レンタルサーバー会社を変更したい、もしくはサーバー会社と契約しているプランを変更したい、となったときに必要となるのがメールサーバーの移行です。

しかし、これがなかなか小難しいもの。
メールはサーバーを移行している間も誰かしらメールを送っている人もいるはずです。だからメールサーバーの移行は慎重かつミスなく行いたいものです。もたついていたら、メールの取りこぼしが発生し、せっかくのビジネスチャンスを逃しかねません。

必要な作業

まずは概要を説明します。メールサーバーを移す際に必要になるのは以下の作業です。

  1. メールを利用している端末やシステムの把握
  2. 新しいサーバーに現在のサーバーのコンテンツ、メールアカウントをアップロード
  3. DNSの書き換え
  4. プロパゲーション期間の確保

もしこの作業の内どれかで失敗してしまうと…メール取りこぼしてしまうので注意しましょう。

プロパゲーション

旧サーバーから新しいサーバーに切り替えるタイミングで、DNSの切り替えを行います。
書き換えたDNSサーバーの情報がインターネット中に浸透するまでに約1~2週間の時間を要しますが、この期間のことをプロパゲーション期間(DNS浸透期間) と呼びます。

DNSというのはサーバー(サイトIPアドレス)とドメインを橋渡しするもので、DNSサーバーと呼ばれています。このDNSはネット上に無数存在していて、サイトにアクセスがあったときにこの無数のDNSサーバーのどれかが、ドメインに対して指定しているIPアドレスに「ここだよー」と中継してくれます。

しかし、DNSサーバーによっては、ドメイン情報の書き換え情報が遅くなる場合もあり、新旧サーバーでどちらに中継するかまちまちになってしまいます。メールも同じで、新旧サーバーどちらに届くかDNSサーバーによって違ってきます。もしもDNS切り替えを行ってすぐに旧サーバーの内容を消したり、解約してしまうと大変ですね。

しかし、DNSサーバーによっては、ドメイン情報の書き換え情報が遅くなる場合もあり、新旧サーバーでどちらに中継するかまちまちになってしまいます。メールも同じで、新旧サーバーどちらに届くかDNSサーバーによって違ってきます。もしもDNS切り替えを行ってすぐに旧サーバーの内容を消したり、解約してしまうと大変ですね。

古いサーバーに中継しちゃったDNSサーバーのせいで、サイトにアクセスした人に「あれ?閉鎖されたの?」と思わせてしまうかもしれませんし、メールについても「もう住所ないのでお手紙お返しします」というようになってしまいます。

プロパゲーション期間中は、旧サーバーと新サーバーのどちらに辿り着くかわからないため、両方のサーバーからメールを受信しましょう。そのため、プロパゲーション期間中は両方のサーバーで同じメールアカウントを設定します。

サーバー移転の際は、新旧のメールサーバーの並行期間は必ず作るように計画を立てましょう。では具体的な手順を説明します。

下準備
◇ 今のメールサーバーのIPアドレスを確認

  • STEP1

    ◇ 旧メールサーバー情報をIPアドレスに変更

    送信サーバー、受信サーバーを指定している部分にドメインが使われていないか確認し、ドメインが使用されている場合は、旧サーバーのIPアドレスに書き換えてあげます。

    ※サーバーに設定されているメールアカウント全ての設定を変更する必要があります。

  • STEP2

    ◇ 新メールサーバーに必要なメールアカウントを設定します。

    旧サーバーに設定してあるメールアカウントをIPアドレスで設定します。
    メールアカウントを乗っ取られないようにパスワードは複雑なものにして、しっかりと管理しましょう。

  • STEP3

    ◇ 新メールサーバー情報を設定

    新しいメールサーバーの情報はドメインで設定します。サーバー会社から送られてくる設定情報のうち、POPサーバーなどはドメインを利用しているものを設定します。

    →新しいサーバーにメールアカウントを設定

    →メールソフトの設定を変更する(受信メールサーバー、送信サーバーをドメイン名からIPアドレスに変更)

  • STEP4

    ◇ DNSの書き換え

    DNS書き換え後、新サーバーにのみメールが届くようになればインターネット中に新しいサーバーの情報が行き渡ったことがわかります。それが確認でき次第、新サーバーの設定をIPアドレスからドメイン名(送信・受信サーバーホスト名)に戻します。

まとめ

メールサーバーの移設はプロパゲーション期間を考慮しながら余裕を持って、かつ、慎重に行う必要がありますので注意しましょう。

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