セッション単位でユーザー行動が把握できる!

Google Analyticsの新機能「ユーザーエクスプローラー」

セッション単位でユーザー行動が把握できる!

無料のアクセス解析ツールとして有名な「Google Analytics」。無料のツールだから、できることに限りがあるんじゃないの?と思っている方もいるかもしれませんが、そんなことはなく、どんどん進化を続けているんです。

注目の新機能が出た!

どんどんと新機能が続々追加されるので、「前回ログインした時は、こんな機能なかったのに!」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。このパターンに限らず、「知らない間に変わっている」のはある種googleが提供するサービスのお約束ですね 笑。

それはさておき、今回ご紹介する「ユーザーエクスプローラー」も新機能の一つです。

まず簡単にユーザーエクスプローラーを紹介すると、一人ひとりのユーザーがネット上で行った行動を観察できるようになる、というものですね。「ユーザーエクスプローラー」は2016年4月から追加された新機能で、これまでGoogle Analyticsで知ることのできなかった「ユーザー行動」を把握することができるようになりました。

ユーザーエクスプローラーでできること

この新機能を遣えば、時系列でユーザーの行動を追うことができ(ストーカーみたいだな…)、その人がなぜそのページを見ているのか、なぜまた再訪したのか、数日後に購入まで至ったのはどんないきさつや心の変化があったからなのかなどなど、いろいろと想像しながら行動分析ができるようになります。

サイト全体の訪問数やコンバージョン数を分析し、ユーザーの行動に法則性を見出そうとする分析方法をマクロ分析とするならば、ユーザーの個別行動を追い、なぜコンバージョンに至ったのかを分析するこちらはミクロ分析ということになります。ユーザーのデータを見ながら、ユーザーの気持ち・行動を理解し、一個別のユーザー単位というミクロの分析を通して見ていけば、サイト運営者が今まで気づけなかった新発見があるかもしれませんね。

なぜこんなことができる?

では実際にどういうふうに計測されているのか説明します。Google Analyticsのレポート画面「ユーザー」の中に、ユーザーエクスプローラーがあります。

各ユーザーはクライアントIDであらわされており、クライアントIDをクリックすると、そのユーザーの行動を時系列で追うことができます。クライアントID自体はGoogle Analyticsが発行しているIDで、Cookieの仕組みを利用しています。Cookie単位なので、完全にユーザーを個別化するわけではなく、使っているデバイス、参照ブラウザが違うと別ユーザー扱いになります。

レポートの見方

ユーザーレポートでは、どんなページを見ているかといった「ページビュー」、購入やリンクのクリックなどを捕捉する「イベント(イベント実装をしている場合のみ)」、ページの閲覧時間などの「目標」、購入や拡張eコマース系のアクションを表す「eコマース」の4つを計測することができます。

非常に細かく、秒単位で追うことができるものの、いきなり細かいデータからみてしまうと、全体が把握できなくなってしまいます。全体を見てから細かいデータをみていくのは、データ解析の基本です。その際自分なりの仮説を立てておくと、分析の軸を持つことができるためオススメです。自分の仮説にあった行動に該当するユーザーを振り分け、特徴的な行動がみられるか、個別に分析していく感じです。

ユーザーエクスプローラーはこう生かす!

ユーザー単位の細かい行動を知ることが出来るユーザーエクスプローラーですが、ただやみくもにデータを参照するのはやめましょう。事前に分析の対象となるユーザー群を分けておきます。

たとえば下記のような形です。

「商品やサービスを複数回購入」「カートから決済画面に進んだけど、未購入だったユーザー」「お問い合わせページでお問い合わせ完了したユーザー」などなど。

振り分けのコツとしては、サイト内でコンバージョンをした人と、そうでいない人のアクションの違いやなぜこんな行動をしているのか?といった疑問を解決するための材料として考えていきます。

まとめ

ユーザーエクスプローラーを上手に使えば、ユーザーの行動分析から導き出される、新しい気づきがあるかもしれません。まずはどんなユーザーの行動を見たいのか決めてからレポートを見るようにしましょう。

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