認知度急増!のInstagram。企業はどう活用する?

認知度急増!のInstagram。企業はどう活用する?

ここ数年で急速に認知度が増し、ユーザー数も増えているというInstagram。

株式会社ジャストシステムがおこなった調査によると、2015年の1年間でInstagramへの認知率(聞いたことがある、もしくは知っていると答えた人の割合)は48.6%(2014年12月)から72.8%(2015年12月)へと大幅に増大したようです。

一ユーザーとしての感覚としてだけでなく、数字としても、確実にInstagramの人気は高まっている近年。
今回はこの、Instagramについて、「企業の広告プラットフォーム」という視点から見ていきましょう。

数あるSNSの中でInstagramが人気の理由

FacebookやTwitterをはじめとして、現在自由に使うことができるSNSは非常に多岐にわたります。Instagramもその一つですが、どうしてこれほど急激に人気を伸ばしているのでしょうか。

大きな特徴の一つは「写真(画像)共有に特化したSNS」であることでしょう。
近年はスマートフォンのカメラ精度も上がり、高画質な写真が撮影から加工まで、手軽に迅速に行えるようになりました。こうした背景から、「自分の撮った写真を共有したい!」というニーズは若い女性を中心としてどんどんと大きくなっているのは明らかでしょう。

そんなニーズが高まる中、登場したInstagramは、写真を独自のフィルタリング機能によって加工および共有でき、また他の人の撮った写真を手軽に見ることができるのですから、人気が出て当然のようにも思えます。

Twitterのようにお気に入りのアカウントをフォローすることもできますし、ハッシュタグのやりとり、「いいね!」を押しての共感、コメントなどもスマートフォン一台でどこでも行えます。ちなみに、国内でのNo.1フォロワー数を誇る女優の水原希子さんのInstagramには、300万人を超えるフォロワーもいらっしゃるそうです。すごい影響力となりそうですね。

このような手軽さとシンプルさ、画像共有に特化したSNSであるという点が人気の理由ではないでしょうか。

企業活用がはじまる、Instagram

個人ユーザー、一般消費者からの人気があるのはもちろんですが、企業が活用するというのは少し意外な気がします。少し前まではコンシューマーアプリケーションとビジネスとは大きな壁があるように感じていました。しかし、最近では企業がキャンペーンなどの広告媒体としてSNS、Instagramを活用する例も増えてきています。

例えば、革製品を販売している土屋鞄製造所は、Instagramを使って広告キャンペーンを実施したところ、約50万人へ広告が広まったようです。これにより大幅な認知向上を果たしました。
人気セレクトショップBEAMSは、靴や洋服をはじめとする商品や店舗の写真をInstagramに載せて共有しています。1枚ずつテイストを変化させて公開し、ユーザーからのコメントに対しても公式に返信するなど対応し、イメージアップに成功しているようです。

Instagramを用いることで、これまでの広告よりもさらにユーザーと近い距離でブランドの魅力を伝えることができます。Twitterなどもそうですが、この魅力は企業にとって非常に大きなものと感じられるでしょう。

企業がInstagramマーケティングを行なう上で意識すべきこと

今後もInstagramを使ったマーケティング活動は国内外ともに増加していくと予測されます。では、企業がより効果的にマーケティングを行うために、注意すべきことはいったい何なのでしょうか。

最も重要な点は、Instagramが「直観型SNS」であるということです。ユーザーはスマートフォンを使い、次から次へと写真を流し見していきます。その中で影響を与えるには、一目でわかるような、そしてタッチしたいと思えるような画像を用意することが必要不可欠です。
そのほか、運用にあたって具体的に気を付けたいポイントは以下です。

  • プロフィール画像(ページ)にこだわる
  • 写真を使ってInstagramに投稿したくなるような企画・イベントを用意する
  • ハッシュタグを活用する
  • いいね!やコメントの数に特典をつけたキャンペーンをおこなう
  • 関連アカウントのユーザー名を記載する
  • 位置情報

他のSNSマーケティングでの運用の際も気をつけておきたいポイントと重なる部分が多いですが、こういったところに気をつけてマーケティング行えば、相応の成果が得られるかと思います。

そしてInstagramは、文章ではなく「画像」が中心のSNSであるということも大前提としてしっかりと押さえておきましょう。企業が伝えたいことをいかに画像に反映させることができるか、魅力的な画像として用意することができるか、この部分が非常に重要となります。

Instagramマーケティングを導入すべき業界とは?

Instagramマーケティングを導入しやすい業界としては、まずはアパレル業界や美容業界が挙げられると思います。アパレル業界はこれまでも読者モデルなどを活用し、扱う商品の良さを消費者がよりイメージしやすいように工夫してきました。これまでは雑誌や自社ホームページがメインでしたが、Instagramという若い女性ユーザーを大量に抱えるプラットフォームが登場したわけですから、これを利用しない手はありません。

美容業界は類似の商品が多く、イメージがより大切になる業界です。これまでのようにテレビCMや雑誌のみならず、Instagramマーケティングを導入して、消費者により強いイメージを植え付けられれば、マーケティング効果は非常に高いものとなるでしょう。

さまざまな可能性を感じさせてくれるInstagramマーケティング。Instagram認知度急増の波に乗って、写真を活用したInstagram運用を検討してみると良いかもしれません。

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