【2015年版】not providedの対策方法

【2015年版】not providedの対策方法

「ああ、これもまたnot providedだよ・・・」

Web担当者はそんなつぶやきをこぼしながら、頭を抱えます。

そう、Web担当者に忌み嫌われているフレーズの一つに、「not provided」があります。ご存知の方も多いでしょう。これはGoogle Analytics上で流入キーワードが不明な場合に表示されるフレーズです。

最近特に、この「not provided」が増えてきたと思いませんか?実は2013年にGoogleが完全に検索をSSL化(暗号通信化)して以降、流入キーワードはほとんど「not provided」表示となり、取得できないようになってしまいました。

それに追い打ちをかけるように、今年になってYahoo!も段階的にSSL化をスタートさせています、今後ますます「not provided」が増えるばかりと予想されています。

ただし、ユーザー目線に立てば、これはセキュリティ上正しい判断です。自分の検索内容が外部に漏れないようにする、検索エンジン側の良心的な判断です。

しかしWeb担当者目線からは、マーケティングの重要なデータを失うことになります。この時勢を見るに、完全な流入キーワード調査はもはやできないと諦めたほうがいいでしょう。

それでも、まったく対策がないわけではありません。完全とは言いがたいですが、いくつか打つ手建てはあります。今回は2015年現在、最新の「not provided」対策をご紹介します。

#1 Search Console(旧ウェブマスターツール)を使う

Googleが提供するSearch Consoleは、Web担当者向けに様々な情報を提供してくれるツールです。

このSearch Consoleツール内、「検索アナリティクス」という機能を使うことで、運営しているWebサイトが「どのキーワードで」「どれくらいクリックされ」「どのぐらいの順位だったのか」を知ることができます。

Search Consoleログイン後、左側のナビゲーションから「検索トラフィック」タブを開き、検索アナリティクスにアクセスしましょう。すると各キーワードごとの表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位が表示されるはずです。

#2 Google Analyticsのランディングページから推測する

Google Analyticsではもう、流入キーワードを取得することはできませんが、ランディングページ(サイト訪問者が最初に訪れるページ)については取得することができます。

Google Analyticsログイン後、左側のナビゲーションから「集客」「キャンペーン」タブを開き、オーガニック検索をクリックします。キーワードリストの中から「not provided」を選択したら、セカンダリディメンションからランディングページを選択しましょう。

すると、「not provided」からどのページに遷移したか明らかになります。それぞれの数値から、どのようなキーワードで各ページに辿り着いているのか?ページの内容と照らしあわせて、推測しましょう。そう、これはあくまでも推測です。

#3 Google Adwordsを使う

これはGoogle Adwordsを通してリスティング広告を出稿している場合に限りますが、Google Adwordsの検索語句一覧機能を使用して確認することもできます。

Google Adwordsにログイン後、上部のナビゲーションから「キーワード」をクリックし、その下の「詳細」タブから「すべて」を選択すれば、どのようなキーワードからWebサイトに遷移したかを確認することができます。

#4 Similar Webを使う

Similar Webは上記3つのツールと違い、Google社のサービスではありません。イスラエルの企業が独自に取得したデータに基づき、サイトのURLを入力するだけでGoogle Analyticsに近いデータを取得することができます。

ただし無料版では取得できるキーワード数に制限があるので、より多くのキーワードについて調査したい場合は有料版を利用する必要があります。

「not provided」が減ることはない

Yahoo!のSSL移行が完了してしまえば、流入キーワードを取得することがより難しくなります。それでも、流入キーワードを把握することはSEO対策の基本中の基本です。出来る限りの工夫をこらして、多くのヒントを得られるようにしておきましょう。

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