海外マーケットとアクセス制限の問題

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近年、日本のホスティング会社では不正アクセス対策として、海外からのアクセスに制限をかけているパターンが多くなってきています。

日本ではまだ知られていないウィルスなどを使った、サイト改ざんなどの被害が少なからず報道されていることを考慮すると、海外からのアクセス規制はホスティング会社のやむを得ない自衛手段といえるでしょう。

しかし、海外を重要なマーケットとしている企業にとっては、Webサイトが自社商品の販路拡大のために必要不可欠なアイテムとなっています。

このような企業にとって、自社のWebサイトに海外からの見込み客がアクセスできないという状態は大きなマイナスです。つまり、サーバーを国内IPのみとするかあるいは海外IPも許諾するかという選択は、海外戦略のメリットと不正アクセスのリスクのどちらに重きを置くかという、企業のサイト運用ポリシーにかかわる問題ということになるのです。

企業の中には海外マーケットがありながら、自社のWebサイトにおけるホスティングサーバーがどのような状況になっているのか、肝心の幹部クラスが知らないという場合も見受けられます。少なくとも、自社のサーバーが海外からのアクセスを制限しているか否かについては最低限知っておくべきでしょう。

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